前任者は会社の天秤だった。いなくなった瞬間、家族経営の歪みが私に降りかかった

前任者が退職した瞬間、会社のバランスは崩れた。
労務管理は手付かずのまま放置され、
電子帳簿保存法の対応も誰も手をつけていなかった。
結局、それらすべてを担うしかなかったのは私だった。

気づけば私は、
家族・経営・経理・調停役
この4つを同時に背負わされていた。

経理としての責任。
労務としての責任。
法対応としての責任。
家族としての立場。
兄弟の対立の緩衝材。
姉の個人的な金銭問題の窓口。

経理+労務+法対応+家族調整。
本来なら複数人で分担するはずの仕事を、
私はひとりで抱え込むしかなかった。

兄の味方をすれば、弟とその家族が不信感を抱く。
弟の味方をすれば、兄が孤立し怒りを向ける。
姉の味方をすれば、会社の立場が危うくなる。
会社の味方をすれば、家族から責められる。

どこにも安全地帯がなかった。

だから私は、
誰の味方にもなれず、中立でいるしかなかった。
それが唯一、自分を守る方法だった。

姉からの連絡への線引きも必要だった。
兄と弟の間に入らないための言い回しも覚えた。
経理としての責任と家族問題を切り離す方法も考えた。

私は壊れかけていた。
追い詰められたその先で、
心の負担を減らすための“現実的な対策”を考えるしか、
逃げ道はなかった。

麻辣湯にまだまだはまってる。自宅で作ってみようかな。


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